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2023/05/20

検査結果の数値下がり、無事卒業できました

昨日、凄い雨で大渋滞の中病院へ行き、火曜の血液検査の結果聞いてきました。

担当の先生から「CA15ー3、CEA、NCC-STの三種類の腫瘍マーカーの数値が、いずれ低く問題無いです!」と教えていただきましたヽ(*>□<*)ノキャ━━ァ♪

ホント良かったっス。私自身は体調いいので問題ないとは思ってたけど、形成で手術した直後の数字は100越えて、かなり悪かったようで先生が心配して下さっての再検査で、結果にホッとされてたようです。

これで乳ガン手術から丸11年経ち、無事マンモグラフィー&エコー検査からも卒業です!マンモの検査は痛いので、毎回文句タラタラ受けてきたのです(汗)最近は技術も上がって痛みはだいぶマシにはなってきましたけどね。これからも数年に一回は受けますけど、毎年ではないのでやっぱり嬉しいです。

ついでに受けてた子宮頸がんの検査も定期的なものは卒業です。これは一時ホルモン系の薬飲んでたので念の為受けてたものです。

子宮がんの検査については、以前友達が子宮頸がんで子供4人残して、亡くなったので気を付けてました。
子宮頸がんはほぼ自覚症状が無く進行するので、おかしいと思ったらもう手の施しようが無いということが多いので、女性のみなさんは、面倒でも定期的な検査おすすめいたします。

雨でくたっとしちゃいましたが、庭の薔薇も綺麗に咲いてくれました.゚+.(・∀・)゚+. 担当の先生には最初の手術と今回の形成の週術にも関わっていただけて、感謝でいっぱいです




薔薇3




薔薇1



薔薇2
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2023/05/16

4年ぶりの葵祭、下鴨神社にて

うん十年ぶりに、葵祭見てきました!私は15日は用事が有り、無理だったんですけど、有り難いことに雨のため中止になり、本日に延期になったんです。

昨日はそんなに強い雨でもなかったので、まさか中止とは思わず見に行った人もいたみたいだし、有料観覧席を買ってたのに、今日見られなかった方は気の毒だけど。
「小雨決行にならなかったのは、緻密な時代考証で作られた装束は麻製が多く、雨に濡れると色落ちしたり縮んだりして、カビが出やすくなり、修理に数百万円必要な場合もあるから」と京都新聞に書いてました。

いつもなら私も、観光客でごった返す時期は京都行かないんですけど、今ちょうど「枕草子」読んでるところなんです!
平安時代からの朝廷の行事で、貴族たちが見物に訪れる貴族の祭ですもんね。4年ぶりだし今年はぜひ見たいと朝の用事済ませて京都へ急ぎました。
京都駅ですでに10時半だったので、出発の御所には間に合わないし、出町橋あたりが見やすいかと思ったけど、今日の気温は30℃越えるらしいので、先回りして緑の多い下鴨神社で待つことにしました。実際見物中に熱中症で何人もの方が搬送されたそうです。

さすがに糺の森は新緑が美しく、日差しも遮られてヒンヤリしてました。が、隣が高さのある有料観覧席で視界が遮られるし、目の前木々や大木もある(汗)見物の人もぎっしりで結局、写真が全然上手く取れませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。






葵祭A



葵祭B



斎王


さすがまわりの人は、三脚持ってきてたり、自撮り棒で動画撮ったり工夫されてました。ちゃんと見たければやっぱり有料観覧席から見るのが一番です。

それにしても、『枕草子』の登場人物達は『源氏物語』とは違ってみんな実存した人達なんですよネ。清少納言が仕えた、中宮定子のサロンVS.(のちに紫式部が仕える)中宮彰子のサロンの対立の裏にある、藤原道隆と弟の道長の凄まじい権力争いとか調べるとめちゃ面白いですp(*^-^*)q 

もっと早く読んでたら、高校時代の百人一首のテスト2回も落ちたりしなかったのになぁ。。。写真はダメだったけど、しばし優雅な時間を過ごせました。
2023/05/12

断捨離も別次元へ!

連休に帰省していた息子が、せっせと部屋の片付けをして、びっくりしたのが本棚が空っぽ!要らない本は売って、置いときたい本は、箱詰めにしてた( ‘o’) どうするのかと思ったら、紙の本を電子書籍化してくれる会社があるらしい。へぇ~今はそんな時代なんですね(汗) 

他にも、着てない服はもちろん、亡くなった父親と、小学生の頃一緒にキャッチボールしてたグローブとボールまで、かなり思い切って処分してた・・・ちょっと動揺する(゚д゚) 

私はそこまで、処分出来ずに今まできたなぁ。でも今年は自治会の役員決め揉めて以来、ご近所さんの高齢化が進んできていていることに危機感を覚えてしまった私。この先今の家に住み続けて良いのか考えるようになってきました。暫くはここで良いけど、この先は引っ越すことになるかもしれません。
私もそろそろ思いきって処分しなければいけない時期にきているんだと実感したのでしたw( ̄o ̄)w

さて、昨日は乳ガン検診の日。マンモと超音波の検査の結果も異常無く、10年経ってるし今年で最後と思ってたら、先生曰く「腫瘍マーカーの数値がちょっと高いので、帰りに血液検査して帰ってね!」ですってよ。。。マジで?検査卒業じゃないんかよ!!腫瘍マーカーの数値って意外と当てにならないのは解ってるけど、ガックリ。

思わず病院の帰りにロイホに寄って、気分転換にサラダとオニオングラタンとパンケーキのセット食べて帰りましたwロイホのパンケーキは懐かしい味で美味しかった.(*'v`*)

ロイホ、パンケーキ

2023/05/06

ゴールデンウイークも明日でおしまい

ゴールデンウイークはどこも混むので出かけたくはないんだけど、息子が帰省中で誕生日も近く「肉食いたい!」とリクエストが有り、5日に近江八幡市に出かけ、美味しいと噂のステーキ食べにいってきました!ティファニーというお店ですhttps://www.oumigyuu.jp/tiffany/

ステーキ

久しぶりに近江牛の柔らかいお肉いただきました(*´_ゝ`) スープとサラダとパン付きで5000円くらいかな?
お隣のご一家は多分8000円コース!!前菜から、お肉の握りとか、ローストビーフの前菜とか出てて豪勢だったけど、このステーキコースでも充分お腹いっぱいになりました(〃▽〃)


飛び出し坊や


せっかくここまで来たのならと、2年ぶりにバームクーヘンで有名な、ラ・コリーナにも寄りました。さすがに連休中で観光客がいっぱいでした。ここは敷地が広いんですが、今年新たにバームクーヘンファクトリーなどという新たな建物が完成していて、歩きながら製造工程を見られるようになってます。



バームクーヘンファクトリー


そりゃ、ずっと製造工程みてたら食べたくなるよねwで、その先にあるカフェコーナーで、バームクーヘンセット食べましたよ!

他にもたねやさんの和菓子とクラブハリエのスイーツのお店が広い敷地にぐるっと点在してて、ついついお土産も買ってしまう。。。たねやさんは、ほんまにもう商売うまい♪♪ここに来てスイーツ食べず、お土産も買わず帰れる人はいないと思われます(*´∀`人 ♪

連休で人多くて、あっちもこっちも並ばないといけないし、ぐったりしそうなんですが、敷地の中も周囲にも緑がいっぱいやし、不思議なオブジェもあって今風の「映える」施設で不思議と疲れませんでした。



バームクーヘンセット

さすがに、ステーキの後のバームクーヘンでお腹もいっぱいになり帰ることにしたのですが、全く気が付かなかったけど、ちょうどこの頃石川県でかなり強い地震があり負傷者や亡くなった方もおられたようです(゚△゚;ノ)ノ 被害を受けられた皆さまにお見舞い申し上げます。 

なんだか地震の連鎖が広がることなく、収っていくことを願いたいです。
2023/04/28

「彼女は頭が悪いから」……読んでしまった!

明日からゴールデンウイークなんですね。今年は休みをつなげると大型になるし、何と言ってもコロナの5類も目前で、出かけるぞ~みたいな勢いがあります!まあ関係ないけどネ。。。

私は作家の姫野カオルコさんの大ファンで(偶然高校の先輩)、最近の本は出たらすぐ買うようにしてますが、この「彼女は頭が悪いから」だけは、買わなかったと言うか、買えないでいました。
何せ内容が2016年に東京で実際に起こった、当時東大生と東大院生であった男子学生5人が、21歳の女子大生に対して強制猥褻の罪名で逮捕された事件を元に書かれていると知ってたからです。絶対辛い内容に決まってるがな。

でも4年ほど経ち、怖々図書館で借りました。本の出だしは、横浜市生まれの美咲というクリーニング店が実家の女の子の平和な日常と、平行して東京渋谷のエリート一家に生まれ、その後東大の理Ⅰへ進む、つばさという男子学生の家族や周りの関係等が淡々と描かれていきます。でもねジェットコースターがカタカタと頂上を目指して上がる時みたいにゾッとするような怖さがあるんですよ。とにかく、全編作家の姫野さんの冷静過ぎる怒りに満ちております(゚△゚;ノ)ノ 

その後女子大生となった美咲と東大院生となったつばさは、オクフェスというイベントで出会います。最初は微笑ましい恋愛なんですが、悲しいかな美咲はほとんど恋愛経験が無いのに対して、つばさは星座研究会などというナンパ目的のサークルを企画するような奴です。つばさに夢中になる美咲に対して、段々と距離を置き出すつばさ。そして二人が出会って半年後に事件が起こるのですが、ここからがもう読むのが辛くて(; ;)

男子学生5人は、猥褻な何をしたのか?というと、それが5人で1人を輪姦したわけでは無いのです。仲間内の飲み会に美咲を呼んだつばさに対して、仲間から「ネタ枠」と判定されたのに焦ったつばさが、元カノだと思われたくなくて、以前に撮った美咲の裸の写真をみんなに見せて「この子はノリの良い子で、何しても良いんだ」・・・みたいな事を言い出して、それならと一方的にクイズ出してドンドンお酒を飲ませて酔わせる者が出てきて、服を剥ぎ取って叩いたり暴力的になり・・・これ以上は胸くそ悪くて書きません!!2ヶ月ぶりに会ったつばさの豹変ぶりに、ショックで固まってしまっていた美咲がたまらず号泣し出すと、

「自分が輪姦されるとでも思ったわけ?あんたネタ枠ですから、だれもあんたとヤリたいなんて思ってませんでしたから。あんたの大学で、あんたの顔で、あんたのスタイルで、輪姦されるとでも思ったんですか?思い上がりですよ」
加害者の一人は言い放ったのでしたΣ(ω |||) その後の供述でも「彼女は頭が悪いから」と言ってます。 悪魔かよ!

東大生といっても真面目な人は一杯いるのは解ってるけど、この5人の親はそれぞれ上級公務員、テレビのコメンテーター、地方の名士、外資系企業の役員、教員(この子だけは、バイトに明け暮れてる)一人を除いて、裕福な家の子ばかりで、東大に合格した瞬間から親に、「東大というだけて寄ってくる女に気を付けろ」とか「避妊だけはちゃんとしないとダメよ!」といわれて育ってるのです(汗)

泣きながら下着も着けず裏向けに服を着て、追ってくる男達を振り切り、裸足で部屋を飛び出した美咲の通報で警察が駆けつけて事件が明るみになるのですが、それでも報道を見てテレビのコメンテーターは
「東大生でなければこれほど大きく報じられなかったのでは?」なんて言うし、ネットでは「被害者女、勘違いしてたことを反省する機会を与えて貰ったと思うべし」勘違い女って・・心ないコメントで溢れます。この本に関しても「これは偏見で東大生を貶めようとする本だ」等、そこじゃないでしょう!

冷たくされて、すがりつく気なんてないけど、まだつばさが好きという美咲の気持ちは女性だったら共感出来ると思う。それに結構良い高校出ていて、彼女はバカでもないです。ただ家庭的にはエリートとは縁が無かったし、性格的に言いたいこと言えるタイプでもなかった。せめてもう少し自分にプライド持って欲しかったなぁ。

一方東大生の母親達の反応が凄まじのですよ!大事なうちの息子ちゃんが、とんでもないハニートラップにお金ほしさに事件にされた!みたいな感じ。被害者女性の要求はただ、「大学を自主退学する事」たったそれだけだったのに。。。
5人のうち2名は素直に示談に応じて自主退学し、不起訴になります。退学といっても5人のうち3人はもう卒業していて院生だし痛くも痒くも無いはずなのに、残りの3人は拒否して、公判に付された後、退学処分になり執行猶予付きの有罪になりました。
どちらにせよ全員が全く反省してないし、運が悪かったとしか思ってない(怒)

その後の親の対応も早いんだわ。頭は良い子達なので、自主退学した1人は海外の有名大学へ入って学歴ロンダリング、一家で名前を変えた家も。2人はエンジニアコンサルタントとして活躍。不起訴となった1人は名前を変え、エンジニアとして活躍中。それぞれうまくダメージを回避して暮らしてる模様。

私は美咲の悔しさに共感しながらも、自分にも息子がいるので、加害者の愚かとも思える母親達の反応も身につまされました(°_°)
誰の心にも自分に自信が無い美咲の部分と、どこかで他人を見下してる傲慢なつばさがいるのかも知れない。もし私に娘がいて大学生になったら絶対に読ませたいです!!!息子にも、読んで欲しい!大学生の子供を持つ親御さん達にも。全部が実話じゃ無いのは解ってるけど、作者の姫野さんは裁判も傍聴されたらしいです(汗)迫力のある力作でした。

今は何の罪の意識も感じていない5人。でもいつの日か、思い知らされる日が絶対来ると思う。今生か来世か知らんけどサ。
何故かこの本を読んだ後、古~い映画の「道」を思い出しましたhttps://www.bing.com/videos/search?&q=%e6%98%a0%e7%94%bb%e9%81%93&docid=603541169673226654&mid=9C92A48AB88657EB4A719C92A48AB88657EB4A71&view=detail&FORM=VDQVAP&rvsmid=77777EFA7767521AA68177777EFA7767521AA681&ajaxhist=0

旅芸人のザンパノに、親にお金で売られた知的障害者だけど天使のようなジェルソミーナ。二人は一緒に旅を続け、自分なりの幸せを見つける彼女だが、野蛮なザンパノには物のように扱われるばかり。旅の途中にジェルソミーナが好きになった男性が気に入らず、喧嘩したザンパノは、結局殺してしまう。
悲しくて心を病んだジェルソミーナが邪魔になり、道ばたに置き去りにしたザンパノ。しかし年を取り、ジェルソミーナが良く歌っていた歌を聴いたザンパノが最後に理解するのは・・・・・・という名画です。音楽も泣けます。

絶対的に自分より弱い立場の相手にしたことは、結局いつか自分にそっくり返ってきますよ。というお話です。