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〜今日も必ず「その日の天使」がやってくる・・・〜
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久しぶりにエニアグラム

日曜日に、「ワンネスの会」の集まりをしました。内容は思ったことなんでも言える時間にしようと言うだけで、たいしたことしてないので、うそろそろやめようなんて思いながらも、昔のNPOの仲間が中心に集まってくれて、月一回のペースで続いてます。今回のテーマ「怖れ」について、最近の体験をそれぞれ話しました。

一人の方が、人との付き合い方の苦労を話をしてくれました。「これでホントに良かったのかと今も考えてしまうわ」と深刻な顔してるの見て、話の流れが意外でみんなポカ~ン。。。なんでそこまで辛くても頑張るのかがよくわからん(汗)
ところが黙ってた一人が、「ウ~ン、僕わかるんですよねーその気持ち!」と言い出したんで「さすが同じタイプ9!」とみんな爆笑に。

その日集まったメンバーは以前一緒にエニアグラムを学んでた仲間なので、お互いのことはよくわかってるつもりでも、タイプによって全く違う感じ方と違う行動をするもんであることを、あらためて実感

エニアグラムは、2000年前の現在のアフガニスタン地方で代々伝承されてきました。その後20世紀初頭アルメニアの神秘家のグルジェフが、インド、アフガニスタンを旅した際、スーフィー派から学び、西欧の知識人に広めたといわれています。その後アメリカのスタンフォード大学の心理学者を中心にエニアグラムの研究が進み、70年代の中頃には現代にも通用する形になりました。http://www.enneagram.gr.jp/enneagram/index.html

まあ大ざっぱに言うと、「人間の本質は9つに分けることができて、その比率も9等分」ということなんです。最近では企業の研修で使うところも多いみたいです。
自分がどのタイプかチェックしてみたい方はこちらhttp://shining.main.jp/eniatest.html

ただこの簡単なテストだけでは正しい判定はなかなか難しいんです。なぜなら大人になると、知らず知らずのうちにこうありたい自分が出てきてしまって本質を隠してしまっている人が多いんです。

私も自分のタイプにたどり着くまで、一年以上かかったと思います。エニアは自分の一番見たくない部分を受け入れないといけないので「こんなタイプと絶対違う!」と言い張って辞めてしまう人もあれば、最終的にタイプを受け入れる際に苦しくて寝込んでしまう人もいるくらいです(笑)

自分のタイプがわかって知識も増えてくると、自分のまわりの人がやたら気になってきます。家族、同僚、友だち等どのタイプがわかって「眼から鱗」なんてこともおこります。

ただ、エニアを長く学んでると思わぬ落とし穴が。知識ばかりが増えて人の分析してても人間関係は豊かになりません。結局他人の性格は変えられないんですよね。そのことに気がついて私は10年くらい学んでた、エニアをやめてしまいました。

みんな自分のタイプを完璧に生きてます。そう、変えられるのは自分だけ!自分の持ってるこだわり、思考パターンを手放して初めてまわりの人の本質が見えてくるんだと思います

とはいえ、私も仕事で関わる方と話している時、口癖や雰囲気でエニアのタイプがわかっちゃうことも多いです。
そんな時、相手の方を理解するのに結構役立つんですよね!

先日集まった人たちも、さすがエニアのベテラン♪自分を客観的に見てるところが素敵だなぁと感じた一日でした。

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「役にたたない日々」

「役にたたない日々」というのは、佐野洋子さんのエッセーのタイトルです。

佐野さんは、昨年11月5日に亡くなったんですが、「100万回生きたねこ」を書かれた童話作家として有名ですよね。
この本はたぶん最後に書かれた、エッセーじゃないかと思います。書評がメチャおもしろかったので、出かけたついでに買ってきました!

とにかく痛快というのか、豪快というのか読んでて何度も大笑い!世の中の出来事も、友達の事も家族の事も、歯に衣着せぬ言いようで、読んでるこちらがハラハラするぐらい。でもその向こう側に繊細な一面も見え隠れします。

2004年に乳癌が発覚した時、「3人に1人はガンで死ぬんだ、あんたらも時間の問題なのよ。私はガンより神経症の方が何万倍もつらかった…ガンはおまけのようなものだ」なんて意気盛ん!

でも70歳になられた頃癌が骨に転移しているのがわかると、担当医に「あと何年もちますか」「ホスピス入れて二年位かな」「いくらかかりますか死ぬまで」「一千万」という会話をかわします。その後すぐに抗がん剤も延命治療も拒否してなるべく普通の生活ができるようたのんで、病院の帰り道にあるジャガーの代理店に行ってそこにあったイングリッシュグリーンの車を指さして「それ下さい」って買っちゃうんです!

しかも車庫入れがへたで買って一週間でジャガーはぼこぼこに…そして「私は今、何の義務もない…二年と云われたら十数年私を苦しめていたウツ病がほとんど消えた。人間は神秘だ。人生が充実してきた。毎日がとても楽しくて仕方がない。死ぬとわかるのは、自由の獲得と同じだと思う」と。

私にはなんとなくわかるような気がしました。

奇しくも昨日、今癌の治療中の友人とランチすることになっていて、半年ぶりくらいで再会しました。
その時、「今癌治療中なんで、物事を自分中心で決めたりちゃんとワガママが言えるようになったわ」と言ってました。(自分に合った治療方を見つけて、結果も良いようで元気そうに見えました)

私はその友達と以前京都のNPOでエニアグラムを一緒に学んでいたことがあって、二人ともタイプ6でした。
バランス感覚にすぐれるものの取り越し苦労が多く、自分の気持ちは無視しても使命や責任をまっとうしようとする傾向があるので彼女が言っていることがよくわかりました。

タイプ6は追いつめられると、かえって自分を縛っている恐れという囚われから自由になって決断するのが早くなるからです。
佐野さんの本を読み闘病中の友人の話を聞きいたら、思わず自分が今余命2年宣告されたらどうするのかなあ…なんて考えてしまいました。

ジャガーは素敵!憧れるけど、たとえお金があったとしても佐野さんみたいに買いたいとは思わんやろうな(笑)今のトヨタ車でじゅうぶん満足です。

かなり好きなことやってきたので、これと言って思いつかないなあ…結構満足な人生だったかも…という話をしたら友達が、「それって死ぬ前の人が言うことみたいやん」って言われちゃった!私もう死ぬのかな(笑)

佐野さんは本の最後に「人はいい気なもんだ。思い出すと恥ずかしくて生きていられない失敗の固まりの様な私でも『私の人生はいい人生だった』と思える。本当に自分の都合のいいようにまとめるのは私だけだろうか。」って書いてらっしゃるけど、ここにもいまーす
(佐野さんはどう考えても私と同じタイプ6じゃなさそうではありますが)

あっ、思い出した!私ベニス行きたかったんや。そうベネチィア…色んな映画見て須賀敦子さんの本読んで塩野七海さん読んでずっと憧れているけどいまだ行けてないので、病院の帰りは旅行代理店へ行くことになるんでしょうかねぇ。