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2020/08/23

「土と内蔵」 植物の根と大腸は実は同じ働きをしているらしい!

ごぶさたしております。今年はお盆休みを早めに取ったので、13日以降猛烈に仕事が忙しくなり、ちょうど猛暑も始まり、夏用のマスクも辛くヘトヘトになってました。。。ようやく連休もらえてだら~っとしてます(o‘∀‘o)*:◦♪気になってた「土と内蔵」https://bookmeter.com/books/11243106もようやく読み終えることができました(〃▽〃)

いやいや面白かった!コロナ禍の現代にピッタリな一冊と思います。

ざっくりした内容ですが、いつものことですがかなりテキトーに書いていきます(;゚ロ゚))
アメリカのシアトル北部に家を買って本格的な庭作りを始めた生物学者のアンと地質学者であるその夫デイビット。ところがシャベルで土を掘り返してみると、その土地は硬く死んだ土だった。圧倒的に有機物不足の土にアンは木材チップや落ち葉、スタバのコーヒー滓(!)動物園でもらった糞尿(!)それらの有機物を次々と庭に投入した。

死んだ土はみるみる命を吹き返し、一年後には大量のミミズ、三年後には近所の人も驚くほど豊かで病気一つしない植物が茂り、五年後には庭は完全に蘇る。
土壌の中で一体何が?小さすぎて見えない微生物たちが大量に与えられた有機物を餌にして、その生態系を回復していた。対して現代では、化学肥料と殺虫剤、除草剤への過剰な依存が土壌の優良な微細物までもを殺してしまい、病害虫に対して脆弱にしているという問題が語られています。

ここらへんの感覚はよく分かるのです。私もこの家に引っ越してきた時、庭の土が最悪だったので、最初堆肥作りに挑戦しはじめたんです!こんなに本格的じゃないですけど枯れ葉やら入れてなんとかミミズも増えてきた頃、近所の娘さんが離婚されて、一匹の猫を連れて帰って来られてから挫折してしまった( /ω)

何故かというと猫が何故かウチの庭に入り浸り、しかも私が作った堆肥作りのスペースに毎日ウンチをするようになったのです。カバーを掛けたり蓋をしたり重しを乗せて対応してるうち面倒になってしまったのでした(; ;) まあこれは私の性格の問題で、娘さんの離婚のせいではないけどね(笑)

以来ウチの庭土は市販の肥料に頼ってしまい、害虫やら病気の多いことと言ったら・・・・・・殺虫剤や除草剤も多用しなくてはならないことがずっと悩みの種でした。思い起こせば私の育った実家の庭では土はふんわりしてたし、植木やら薔薇に虫が付くことも無かったので、多分おじいちゃんや親が世話してた土は、結構有機だったんだろうな~って、やっと納得。

本に戻ると物語は庭だけでは終わりません。庭作りが一段落するとなんとアンに癌が見つかり手術することに(°_°)
医師からアンは食生活の見直しを言われますが、本人は食には気を遣ってたつもりで、庭で取れた新鮮な野菜も食べてたけど、朝食はカフェでトールサイズのラテと甘いベーグルやスコーンだけ、昼は残り物、夕食は遅い時間にたっぷりと、ワインも毎日飲むという、糖と脂肪の美食の海で溺れてたことに気が付く。

私も癌で手術してるので、身につまされまする(゚△゚;ノ)ノ

癌予防のために医師がすすめたのが、一日三食をきっちり取ること。(アンは一日三食もたべたらブクブク太ると思ってた)野菜と果物が50%、タンパク質が20%、精製してない穀物が10%の食事を取ることでした。
不規則な食事では血糖値が跳ね上がる、糖質を食べても同じで、血糖値の上下を繰り返すと、炎症が引き起こされ、炎症は癌を活性化させるとの説明だった(;゜0゜)彼女は根本的な食事の見直しを始めご夫婦ともすっかり痩せることができ血圧は下がり、コレステロールも中性脂肪も正常値に戻すことができました。

この後、人類の感染症、結核、天然痘、腸チフス、黄熱病、の伝染病との闘いの歴史の話が続く。アメリカではわずか一世紀前には、微生物を原因とする疾病で日常的に死者が出ていたが、1950年代には抗生物質とワクチンの開発により悪名高い病原体を一つまた一つと制圧してきた。しかし現代病、慢性疾患は増え続けている。実は人間に感染する病原菌は比較的少なく、非病原性の微生物の方が圧倒的に多いのだとか。

最近はNHKでも特集してるけど、ヒトの大腸は微生物と免疫系の中心地で、1,5メートルの大腸には何億兆もの微生物が住んでいて、健康を支えている・・・ここら辺は日進月歩で解明が進んでいるのでこれからまた新しい発見があるでしょうね!

現代人の誤解は微生物はすべて悪玉と思っていること、抗生物質や化学肥料を乱用して、微生物の抹殺に躍起になってきたけれど、多くの微生物は悪玉ではない、腸内の有用な微生物まで滅ぼした結果、アレルギーや過敏性腸症候群などの自己免疫疾患や肥満糖尿病、うつ、婦人病等が問題となってしまっているんですな。

微生物との共生は農業における土壌微生物と、医学分野の腸内を整える生きた微生物と腸内細菌を育てる餌の関係と共通していて、実は植物の根と人間の大腸は同じ働きをしているということでした!

コロナの時代を生きるには、もちろん殺菌は大事ですが、自己免疫力をつけるために、腸内の環境にも関心を持たないといけないのですが、日本には欧米には無い、醗酵食を取り続けてきた優れた食文化があります。味噌、醤油、納豆、麹などの食事が手軽にとれるというのは有難いことですね。

パスツール曰く「微生物のない世界は、何も分解されない世界だ」 恐るべし微生物!
私の食生活はアンみたいにはできてないし、庭も悲惨だけどこれからは見えない世界のことを想像しながら付き合ってみたいと思います。
2020/08/01

静かに育ってます

私がずっと気になってた、全国で唯一の感染者ゼロの岩手県に、7月29日陽性が確認されたとニュースになってましたね:(´◦ω◦`): 最初の感染者が2人出たらしいけど、今日はもう4人だそうです 感染者ゼロを心の支えにされてた方には申し訳ないけど、この状況では仕方ないかな。

今日はショッピングモールに行ってきたけど、結構混んでました!
このところこちらでも新規の感染者数が増えてるので、もっと人が少ないのかと思ったけど、私を含めみんなこの状況は当分続くんやろうと観念してるのかも知れません。

それから、やっと長かった梅雨も明けました!お日様でると嬉しいナ♫やっと雨でほったらかしだった庭の手入れができそうです。今年はどうしたことか、ハナズオウの木から落ちた種から、あちこちに芽が出て驚いてます((((;´・ω・`)))

母がうちの庭に植えてから、もう20年近くになるんですが、芽が出たのは今年が始めてなんです!毎年4月にピンクの花が咲いた後、サヤインゲンみたいなサヤができて、だんだん茶色くなって地面にいっぱい落ちるんですが、一向に芽が出なかったのに今年は一体どうしたんだろう?

昨年の春スペインに旅行に行って、向こうではそこら中に咲いてるのを見て、うちの庭に咲いてる花と一緒と気がついたんですよ。それまで花の名前さえ知らなかったという  ハナズオウはやっと気づいてくれたんかい!と本気出してるのかも 知らんけど。

まあ種が落ちてから長い梅雨だったのが、タイミング的に良かったのかな(*´v`) うんざりするほど雨が続きましたが、良いこともあったということです。ちょうど明日は実家のお墓掃除に行くので、母に報告してきます。


        はなずおう1


   


       ハナズオウ2
2020/04/04

ハナズオウが咲き始めました


桜の季節なのに、今年はコロナウィルスのニュースで浮かれてられません。買い物帰りに近所の桜撮りました。今年も美しいでも平日に撮ったせいもあって、ひっそりとしてました。


長沢川の桜



庭には、ハナズオウも咲き始めてます

愛の花2

        

             愛の花1


昨年の今頃は、マドリードに着いた頃でした!スペインではちょうどハナズオウが通りに咲き乱れてました♩どっかで見た花だと思ったら、亡くなった母が生前、何の断りもなく勝手にうちの庭に植えた花だと気がついた・・・・・・なんて話を昨年書いたんでした。

母の思い出もさることながら、コロナウィルスのニュース見ると、一年後のスペインが今やイタリアに並ぶ11万人がコロナウィルス感染しているらしいです(つω-`。) 病床不足解消のため首都のマドリードでは巨大な見本市施設に軍が「野戦病院」を設営しているんだとか。現地では「患者がひしめき合い、戦争のよう」との事・・・・・・何とまあ、美しかったマドリードの街がこんなになってしまうなんて信じられないなあ(;゜0゜)

今日は外へ出ないで、ハナズオウについて調べてみたら、花蘇芳 Cercis Chinensis は ユダの木 とも呼ばれているんだそうです。聖書によると、イエスの弟子のユダはイエスを裏切り、役人にイエスを突き出す手引きをしますが、イエスが処刑されることを知って、己の罪を後悔しハナズオウの木の下で自殺し、白色だったハナズオウは裏切り者の死に場所にされたことを恥じて、赤紫色になってしまったという悲しい伝説もあるそうです。

スペイン人のガイドさんは、葉っぱがハート型でピンクの花が愛らしいので「愛の花」と呼ばれていますと言うてはったのに、この言い伝えは悲し過ぎます。

野戦病院の近くにもハナズオウは咲いているのかしら?
2020/01/16

最後の一葉みたいに



最近はお正月気分は長くは続かないですよね、気が付いたらもう一月半ばです。
特に今年は記録的な暖冬らしくて、雪がちらつくこともないので私的には有難いけど、スキー場とかは大変だと思います(´・_・`)

12月に庭に薔薇が咲いてると写真をのせたのですが、ピンクのピエールド・ロンサーヌの方がなんとまだ咲いているのです





まだ枯れない薔薇1月



だいぶ色あせてきてはいるけど、もう一か月以上は咲き続けてます(゚△゚;ノ)ノ そりゃ確かに寒い日に咲いてる薔薇見ると元気出るとは言いましたけど、そないに頑張っていつまでも咲いてくれなくても。。。なんだか子供の頃読んだオー・ヘンリーの「最後の一葉」の物語思い出しちゃいましたよ・・・ちょっと古いかな(笑)

貧しい画家の女の子が重い肺炎になり生きる気力を失ってたけど、ベッドから見える窓の外の壁の蔦の葉がいつまでも一枚残っているのを見て、生きる気力を取り戻すあの物語です(。-_-。)

有難い事に私は元気やしそれなりに楽しく生きております。何と言っても今の時期は枝の剪定をしておかなくては春にたくさんの花をつけてもらえないのは困る という事で、ちょっと心苦しいかったけど、バッサリと刈り込みました。

長い間楽しませてくれてありがとうまた春に元気に咲いてちょうだいね☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆
2019/12/22

12月の庭


今年も後10日あまりになりました。寒さ厳しいこの時期の庭は、色あせて寂しく感じられるのですが、今年は四季咲きの白い薔薇がいくつも咲いて、何故か春に咲くピエールド・ロンサーヌまで大きな花をつけました!玄関先にはラベンダーも咲いて、年末とは思えない不思議な感じです。

しかも薔薇は寒さのせいなのか、なかなか枯れず長い事咲いていてくれるのが嬉しいです♪(/・ω・)/ ♪寒さに負けず、自分の場所で頑張って咲いてるなんて、なかなかいじらいいじゃございませんか(;д;)



12月の白い薔薇


ピエールドロンサーヌ


ラベンダー12月


ところで、20日からスカイウォーカー家の物語ついに完結!とうたった「スカイウォーカーの夜明け」が公開されてます!スターウォーズファンとしては、行かなければと思うものの、ホンマに完結編かいな?という疑問と、年取ってきて記憶力が落ちてきて、新作を前に、前作&前々作の復習をしないとならないのが面倒くさくなってきてます(;゜0゜) 元々コアなファンじゃないので、細かい仕掛けに興奮することもないしね。 まあ心の中で完結させるため見に行こうかな。

それから、ねずみさん(多分)は又静かです、5日ほど物音しないけど、どうしたのかな?  
約2カ月の間で物音したの6日ほどです。どうもご近所さんで家の建て替えをされてるので、その影響もあるようです。古屋に住み付いてたねずみがよその家移ることはよくあるらしいし他には、寒い季節だけよその屋根裏へ移動するなんてこともあるようですがホンマやろか?

業者に頼んだらどのくらいするのか調べたら、なんと対策ふくめて、平均12万くらい取られるみたいなんですよ( ‘o’) 今のところ音以外の実害はないけど、またドタバタはじまったら気が重いけど考えないとね。 
綺麗な薔薇には癒されます

今日は午後から雨降ってきたので、頑張ってる薔薇にはちょっと厳しいかな。。。