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2023/01/17

今日は当時の映像が何度も流れてます

阪神淡路大震災からもう28年!! で今日はテレビで当時の映像が何度も流れてます。早いなぁ。

あの日、「関西で大きな地震があった」とニュースで何度も流れたけど、兵庫だけ震度も出なかったしおかしいなぁ、と思ってたらヘリのバタバタという音と共に、高速道路がねじ曲がってて、ビルが倒れてる映像がテレビに映った時、衝撃で震えた事を覚えてます。

今日のニュースでは、https://twitter.com/arapanman/status/1615334133009612801?s=20&t=JSCGukA4sx6f2AoDQlrDbA当時の病院の生々しいやり取りが映し出されてました。次々運ばれてくる患者を冷静に判断して、「もうこの人はダメ、すぐ次の人を診てあげて!」と指示してる医者の姿が映ってました。
これが今、災害現場で行われている「トリアージ」で、日本ではこの時が最初だったらしい。家族さんもおられる中、目の前の患者を見捨てて、生きる可能性のある患者をドンドン選んでいくという行為は、医者の使命からいうと、とんでもない辛い選択だったと思います。

実際現場を指揮されてた医師(当時外科部長されてた松田昌三医師)は震災数年後に亡くなったそうです。もの凄く凄惨な現場だったんだろうし、色々と苦しまれたんではないかとお察し申し上げます。合掌 

この映像は関係者には辛過ぎて、長い間見返す事も出来なかったそうですが、震災が風化してきた今こそ役立てて欲しいと、現在は救急救命を志す若い人は、映像を見て勉強されているそうです。

忘れてはいけない事がたくさん有りますね。
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2021/07/08

雨降り止まず

先日は静岡の土石流でたくさんの犠牲者が出てしてしまいましたが、雨が続いて捜査も難航しているようですね。今日も朝から、線状降水帯のニュースが続いて怖くなりました(゜д゜)

天気も悪いし、お休みの日も買い物に出かけるくらいで、家にいることが多いので、物が多いのが気になり、せっせと片づけてます。リビングの棚も新しいものに買い換えました。最近は食器棚に食器詰め込み過ぎで、取り出しにくいのが気になって、使わないものは思い切って処分中です。

気が付けば、広いスペースを取ってるお皿のセット!なんと結婚祝いに貰ったもので大事にしてきました。でもちょっと使いにくくてよく考えたら一回も使ってない!!!これはもうさすがに要らんでしょう(笑) 他にもいつか使うと思って取っておいた食器多数を思い切って処分しました+゚。*(*´∀`*)*。゚+

次に気になったのが亡くなった旦那が愛用してた、グラスの数々。。。結構大切に飾ってきたんだけど、なんだろう・・・もういいかもって思えてきました。アルコール駄目な私が使うことはこの先も無いし、お客様には使わないし、息子が使うのも違う気がする。

そんなこと考えてたら、同じような話をネットでされてる方が・・・何でもお父様が亡くなられた後、お父様お気に入りのマグカップで毎日コーヒー飲むのが日々の癒やしだった娘さんが、最近何故か急にこのカップはもういいかもって感じたそうで、それを相談された人が、「亡くなった方のこの世への未練が昇華すると、よくあること」って言われてて、なるほどそうかもって思ってしまいました。

タイムリーにこんな文章を目にするのも、きっと意味があるんでしょうね

先日気になった、旧プロバイダーのアドレスのメールが届き続ける件は4日目にぴたっと止まりました(*´v`) 早いこと快晴の日々が戻り、災害がこれ以上起こらないよう願いたいです。熱海で犠牲になられた皆さまにお悔やみ申し上げます。
2014/08/16

長いお経の後

お盆に実家に帰り、今年もお寺さんのお経をあげていただきました。お寺さんが帰られた後、お経って短い時もあれば、長い時もあるという話になりました。

それで思い出したんですけど、うちの旦那が亡くなった時、急遽親戚に同じ宗派のお寺さんを紹介してもらいました。それで来てくださったご住職さんが、偶然叔父の高校教師だった時の同僚だった方でした。

だんながまだ若かったことと、急死だったことを不憫に思ってくださって、それはもう丁寧に長い時間をかけて枕経を上げてくださいました。なんとも有難い話なんですが、実は私は正坐が苦手で、その時もかなり我慢して座ってました。ようやくお経が終わった時電話が鳴って、慌てて立ち上がったけど、もう足の感覚が無くなってて、グキッっと右足を捻挫してしまったのでした

手伝いの親戚がみんな帰った夜になると、右足首の腫れと痛みはドンドン酷くなり、歩くのも困難なほどでした。翌日は通夜、翌々日は葬儀を控えているというこの絶対絶命のこの時に、自分は一体何してるんだろう・・・・・・お葬式に喪主が松葉杖ついてるとは、なんてブザマなんだろうって情けなくなって夜中に号泣しました。それで思わず旦那に「どうかお葬式が終わるまで、何とか歩けるようにこーちゃん助けて!」と祈ったのでした。。。

しばらくウトウトして目が覚めて、恐る恐る足をベッドから降ろしてみると、なんと痛くない!!ゆっくり歩いてみても痛くないんです。数時間前まで腫れてたはずなのに、なんか不思議な気分でした。
狐につままれた気分で用事してると、義兄から電話があり、義母が急に足が痛くて歩けなくなったので通夜、葬儀とも欠席させていただくという連絡でした。思わず何時から?と聞くと朝早い時間に突然痛みだしたとの事!

この時私は、これは私の痛みを義母が引き受けてくれたに違いないと思いました。私を心配しただんなが配慮してくれたに違いないと確信しました。義母にはホントに申し訳なかったけど(長いこと整形外科に通ってはりましたごめんなさい)、無事葬儀まで大役を務めるとこができました。

今思い出しても不思議なんですが、当時NPOの関係でお世話になってた,カソリックのシスターに話したら、「人が亡くなると暫く縁のある人の傍に留まってるので、色んな不思議なことが起こるのよ、探し物してると場所を夢で教えてくれたりはよくあることです」とおっしゃってました。宗教に関係なくおこるみたいです。

こんなこと思い出すのもお盆ならではですね。
2011/12/04

スウィート・ヒアアフター

今日 よしもとばななの新刊「スウィート・ヒアアフター」を読みました。

sweet hereafter 直訳すると優しい来世…でいいのかな?

車の事故で恋人が死んでしまい、本人も重傷を負って臨死体験ぽい経験をした後、意識が戻った女性の話です。

事故の後、幽霊が見えちゃうようになった彼女。その半分この世の人じゃない視線で眺める、もう恋人がいない日常が淡々と語られていきます。

全然ジメジメしてないんだけど、あちこちにドキッとするような言葉がでてきて泣けた
午後からこの本もって近くのカフェにでも行こうと思ってたけど、行かなくてよかったぁ。
お店の人に泣いてるとこ見られたら、カッコ悪くてたまらんとこやった。。。

今の一瞬が素晴らしいという感覚。朝の光、コーヒーの匂い、ふとした会話で感じる人の優しさ。そんなささやかな一瞬に生きている今を感じながら再生していく日々。

この本は、明日は今日の続きで、大切な人も大事なモノも永遠にそこにあると信じて疑わない方には、全然おもしろくないと思う。

大切な誰かを亡くして、生き残った重みに苦しんでいる方には、たぶんやさしく寄り添ってくれるような不思議な力を持った本だと感じました。

作者は、この本を大震災をあらゆる場所で経験した全ての人に向けて書いたんだとか。

幻冬舎 定価(本体1100円+)すぐ読めます。
2011/08/07

お墓そうじとオニヤンマ

今日は実家へお墓そうじに帰りました。車を降りるとすぐ頭の上をオニヤンマがすーっと飛んで行きました。

嬉しくなって母に話すと、ちょうど母も親戚のことで何年も心配していた事が片付いてホッとしているところだったようで、
「きっとご先祖さまが、喜んでいてくださるんやろう」という話になりました。

うちでは、大きなトンボのオニヤンマはご先祖様の化身ということになってます
最初に言い出したのは姉で、ある時姉が子供も抱いてぼ~っとしてたら、オニヤンマがどこからともなく現れて、亡くなった祖父の声で、色々話しかけてきた…と言い出したからです(汗)

嘘みたいな話ですが、それ以来夏場に親戚が集まってたり、法事の時など度々オニヤンマが現れるようになったんです
確かにうちの実家は山にあるし、自然いっぱいでオニヤンマなんて普通にいそうですが環境の変化なのか、近頃はオニヤンマなんて滅多に見れるもんではないんです。

昨年母と親戚のお墓参りに行ったときなど、行く先々に現れて「車について移動してるのかな?」って思ったくらいです。

調べてみると、これは特別なことではなくて、世界的に羽根のある昆虫…トンボや蝶は霊的な世界のシンボルとされているそうです特に日本では、昔から亡くなった人がトンボになって出てくるという話がたくさんあるそうです。
特にお盆の頃見られるトンボは盆トンボとも呼ばれ、先祖の霊と共に帰ってくるといわれているとか。

うちもそうだという方もいらっしゃるかもしれませんね!そんなの知らんという方も、もうすぐお盆なので今年現れたトンボがいたら、捕まえたり、はらったりしないでありがたい気持ちで「いつも見守って下さってありがとうございます」と心の中で言ってみてくださいネ!毎年見れるようになると思います

余談ですが、ケビン・コスナ―の2002年の映画「コーリング」というアメリカの映画にもオニヤンマが出てきて、主人公に亡くなった奥さんのメッセージを伝える大事な役目をしています。偶然見てアメリカにもこんなことがあるのかって結構驚きました。興味のある方は見てみてください。