横尾忠則の緊急事態宣言
昨日はちょっと遠出して、神戸に出かけ偶然「横尾忠則の緊急事態宣言」という美術展見つけました!

美術家、グラフィックデザイナー、作家としてずっと第一線で活躍されている横尾さんのユニークなつぶやきが好きで、私はtwitterでフォローしているんですが、生まれ故郷が兵庫県(西脇市)という縁でご自身の作品を寄贈されて運営されている美術館が神戸にあるなんて全然知りませんでした(*ノ∪`*)
さすがに高齢になられて(今年84歳)、最近はご自身の体調が悪いことをツイートされることが多かったように思いますが、今年に入ってコロナ禍の中、なぜかもの凄く精力的に発信されているのは気になってました|д゚)チラッ
それで覗いてみたんですが、マスクに舌をベロンと出したプリントが今のモチーフみたいで、絵の中の人物はみんなこの毒の効いたマスクつけて登場してました(〃▽〃)
これは横尾さん自身が、コロナの恐怖とその他の病気の不安を抱えたなか生み出されたもののようで、気が付いたら病院へ行くのも忘れてWITH CORONA として取り組まれたそうです(笑) 社会を埋め尽くす不安を新たな芸術を生み出すエネルギーにされているのは、さすが天才クリエーターですね.゚+.(・∀・)゚+.


最近日本の人気俳優の方が次々と自殺されていて驚いています。。。今朝も竹内結子さんが亡くなられたニュースに唖然としてしまいました(;゜0゜)
いずれも美男、美女で売れっ子で思い詰める意味が思いつかないのですが、個人的な問題や突発的な要素もあるのかもしれないけど、少なからずコロナ禍の影響があると思われます。 しかしまわりの家族や関係者、ファンに与える苦しみ悲しみは計り知れません。
華やかに輝いているように見えても、安定性の無い競争世界、その中で人気者で生き続ける姿の裏にある孤独は想像以上だったのかな?
横尾忠則さんの描く毒々しさのある生命力に圧倒されて、エネルギー貰えたような気分です!
うまく言えないけど、これといった成果も出せず、挫折ばかりでみっともなくて人に同情され・・・そんな人生でも生き抜くことはやはり尊い・・・と思うのです。
※2020年9月19日~12月20日まで開催中です。灘駅で降りて山側に5分ほど歩いたところにある、その名も横尾忠則現代美術館という場所です。
さて、今日は母の命日で、亡くなってもう4年も経ってしまいました。今年は叔母も亡くなったので、姉妹勢揃いであちらで賑やかに過ごしているような気がするのです(*’U`*)母の好きだったラスクをお供えしました。
スポンサーサイト