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2010/12/29

この時期に思うのは、蛍の光とメリッサのこと

メリッサというのは、私が以前英語を習ってた時のイギリス人の先生の名前です。
まだ若くて、日本に来たばかりのカワイイ人でした。

ある日「デパートでオールド……が!!!」とえらい興奮してたので何事かと思ったら、どうもデパートで買い物してたら、急に「蛍の光(Auld Lang Syne)」のメロディが流れてきたので、メリッサはとっさに手を胸の前で交差させて(!?)周りをきょろきょろ見回したら誰も立ち止まってなくて、しばらくしてやっとそのメロディが閉店の合図だと気付いたけどなぜ「日本人はあの曲を閉店の曲にするのか?」と疑問に思ったらしんです。

なぜメリッサが、ビックリしたかと言うとイギリスでは、蛍の光ことAuld Lang Syne という曲は大みそかのカウントダウンの際、町の広場にみんな集まり手を胸のところでクロスさせて(笑)見知らぬ人と手をつないで大合唱するらしいんです!!

曲の意味も日本と全然違って、昔むかしというような行く年を思い、新年を迎える時に歌うものと決まってるらしいです。

逆に私はその話を聞いてやっと納得しました
実はその頃うちはまだ、コーチャン(私の旦那さんだった人、今天国に長期出張集です)が生きてて年末年始を海外のリゾートで過ごすという、今から思えばかなりバブリーな生活してました

南の島では、大みそかはホテル主催の「ガラディナー」というパーティーがあって全員参加した後、カウントダウンが始まってその時やっぱり蛍の光ことAuld Lang Syneの大合唱が始まりました!

ただ日本人のわが一家だけは、「…なんで年越しの時、蛍の光なんか歌うの??」と思いながら固まってたんですよね。
メリッサの話聞いて、やっと納得できました。

今や南の島も遠い思い出になってしまいました。
でもなぜか年末になると母国のイギリス大好きだったメリッサが今もイギリスのどこかの町で胸のところで手をクロスさせて、見知らぬ人と手をつなぎ、蛍の光ことAuld Lang Syne 歌ってるんだろうなぁ…なんて想像して微笑んでしまいます

今日で今年の仕事は終わり、もうすぐ今年も終わりですね。

変なことばっかり書いてますが、私は書くことにより気付いたことも、辛いことも、楽しいことも、興奮したことも、自分なりに昇華(クリーニング)させていただいているような気がします。
なので多少極端な話題が多いですが、本当はいたってふつうの人のつもり

読んでくださったみなさま

拍手して下さったみなさま

温かいコメントまで下さったみなさま

感謝でいっぱいです

みなさまにとって明るい一年になりますように……やっぱ最後は「Joyful Joyful」で(なぜがイタリア語の吹き替えですが…)
http://www.youtube.com/watch?v=MIRFE_1huMc&feature=related
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コメント

非公開コメント

No title

あらためて勉強になりました。
ありがとうございます。

No title

おのさん、コメントありがとうございますe-420

私もおのさんみたいに、さりげなく暖かいコメント書ける人にないたいですe-231

No title

日本の外に出るといろんな習慣があって驚かされますよね。

SORAさんは色んな体験をしていてとても羨ましいです。
イギリス人の旦那さんを持ったり、年末を南の島で過ごしたり。

No title

やすさんこそ、苦労はあるでしょうが若くて海外から日本を見れるなんて恵まれてると思うんだけどe-214

それから亡くなった旦那は日本人のコウゾウ君ですから(笑)

No title

SORAさん、

おおーっ、「蛍の光」はそういう歌なんですね!
戦時中に英兵が歌うのを聞いた‥‥という文章を
呼んだ記憶がありましたが。
私はSORAさんの文章がとても好きです。
読ませていただくの楽しみにしています。

今年は大変お世話になりました。
SORAさんや皆さんに元気をいただいて、
よい年末です。

SORAさん、どうぞよいお年をお迎えください!!

No title

ゆりこさん

今年は何年かぶりに再会でき、しかも葉室さんの話題で盛り上がることができ、タダならぬご縁を感じていますe-349

来年はもうちょっと神道のことも勉強しなおそうと思ってます!
ゆりこさんとの再会がいい転機になりましたe-420