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空を見上げながら・・・晴れの日も雨の日も

〜今日も必ず「その日の天使」がやってくる・・・〜
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物語の終わり方が何だか

ず~っと源氏物語を読んでましたが、ようやく瀬戸内寂聴さん訳の全十巻読み終えました。

読んだ方も多いと思いますが、光源氏は七巻の終わり頃にはもう亡くなったことになってて出てこないんですよね。
その後は源氏の形の上の息子の薫の君と、孫の匂宮が宇治の三姉妹をめぐって延々と恋仇を演じる話が続くんですが。

最後には、姉妹の末っ子で薄幸の姫、浮舟が薫と匂の宮の二人に翻弄されて苦悶のあまり死のうとし、死に切れず最後に出家してようやく心を平安を得ることになります。

匂宮は、姫が死んだと聞いてしばらくは泣き暮らすもののさっさと次の浮気相手さがしてるし!

一方やっと浮舟を探し出した薫の君の方は、再会を拒否されるとおもしろくなくて、…どうせ他の男にでも囲われてるんだろうとお考えになった。。。みたいな、あまりにも情けなくて、あっけない終わり方でした
ずっと執着して取りあったはずなのに…なんなのこの二人

そういえば光源氏の晩年も物悲しかったなぁ。六条の院はハーレムみたいで栄光の極みだったのに。

かつての愛人、夕顔の娘、玉鬘を探し出したまではよかったけど、上手く逃げられるし、若いお姫さまの女三の宮を嫁にして裏切られてしまうし、少女の頃からそばにおいた最愛の葵上が亡くなってからは、出家もせず泣いてばっかりで、かなり情けない

かつての恋愛が原因で失脚した、因縁のある朧月夜の君が出家した時なんて、源氏が「毎日の勤行に自分のことも祈ってくれ」と手紙を出したら「どうせみんなのために祈るついでに祈って上げましょう」とつれない返事(笑)

出家した女性たちが、潔いのに比べて、男性たちの描かれ方はなかなか辛辣でした

これは、寂聴さんも書かれてますが、けっきょく紫式部は所詮、男の心はその程度のもので、情熱も誠実も、たかがしれてる」と言わんばかり。

女性が、まったく自由に生きられなかった時代に書かれた「源氏物語」はある意味「出家物語」だったのかな。。。だから宮中の女たちは夢中になって紫式部の語る物語に聞き入ったのかも。

それにしても、平安時代に雅なお家に生まれなくてよかった~!
ちょっと覗いてる分にはけっこう楽しいんだけど(笑)

※今日6月18日になって、やっと著者を清少納言と間違えてる事に気づいて修正orz...

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