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空を見上げながら・・・晴れの日も雨の日も

今日も必ず「その日の天使」がやってくる・・・

そういえば、もうすぐ桜桃忌

先日DVDの「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ」を借りてきましたhttp://www.toho.co.jp/lineup/villon/2009年の映画で、モントリオール映画祭で最優秀監督賞とった作品です。

太宰治は昔色々読みましたが、大ファンという訳ではなく「ヴィヨン…」の内容も忘れてしまってました。
公開された時も見に行こうなんて思わなかったんですが、気まぐれ借りたらこれがなかなかよかったのです。

太宰をほうふつとさせる破滅型の夫と、ひたすら耐える奥さんの佐知。。。でもこの佐知さんときたら、どっか突き抜けてるところがあって、馴染みの飲み屋のお金を夫が持ち逃げだした話を聞かされて、みじめで泣きながらそれでも笑ってる!

結局お金を返すために、酒屋で働くことになるんですが…強いんだなぁ佐知さん。めげることなく健気ですっかりお店の人気者になります。

とにかく松たか子がうまくて、そりゃこんな女性だったらみんな好きになりそう。夫役の浅野忠信も無責任で危ういのに憎めない感じがして好演してます。酒屋の夫婦役の室井滋と伊武雅刀も上手いし。

映画の展開では作家の夫のほうは、人気者になった妻に捨てられると思い込んで精神的にも追い詰められて、他の女性と自殺未遂して戻ってきます。しかも子供に食べさせてと貰った桜桃(サクランボ)を自分で食べてしまうという情けなさ。
それでも、佐知はそんなどうしょうもない夫に「私たちは生きていればすべていいのよ」なんて言って微笑んでて、道端のタンポポみたいにたくましい。
そんな佐知の思い込みのせいなのか、悲しいけど同時に希望も感じられるいい映画でした。

それで思い出したけど、明日6月19日は太宰治が、生まれた日でもあり、死体が発見された日でもあるので、桜桃忌と名づけられたそうです。お墓のある三鷹の禅林寺にはファンが今だに訪れるとか。
なんでこんなこと覚えてるかというと、コーちゃんの誕生日も6月19日で「僕は太宰の生まれ変わり!」と生前言ってたからです。全然タイプ違うのでもちろんあり得ませんけどね(笑)




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