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2017/02/01

名を残さぬ美学

.明日休みで、ゆっくりするつもりが映画「海賊とよばれた男」見に行くことにしました!http://kaizoku-movie.jp/trailer.html

正直、原作が百田尚樹さんで、主演の岡田准一も監督の山崎貴さんも「永遠のゼロ」と全く一緒で、この映画はもういいかな……なんて思ってたけど、映画の主人公のモデルになった出光興産創業者の出光佐三について、知られざるもう一つの顔として新聞に連載されてたのを呼んで俄然興味を持ちました!!

映画に描かれてるのは、日本の石油危機を救ったエピソード等、豪快なエピソードが多いみたいですが、実は佐三さんは地元福岡の日本神話に起源を持つ宗像大社の再建を果たした方なんだそうです。

宗像大社は今年の世界遺産の候補に選ばれたそうですが、昭和12年に参拝された際、荒れ果てていたのに心を痛め、佐三さんが私財数十億円を投じ、神社史の編纂もして、30年にわたって復興に尽くされたんだとか。。。もし彼の尽力がなければ世界遺産候補に選ばれることも無かったんですよね(;^_^  ところがこの功績について深く知る人は、地元でもほとんどいない・・・何故なのか?

神社では、佐三氏の名を刻んだ記念碑の建立を望んだのに、目立つことを嫌う彼が拒否したため、神社のどこにも名前が残されていないんだそうです(゚△゚;ノ)ノ

それだけではなく、故郷の小・中学校のために寄贈した施設は多いのに、ここでも本人の強い意志で、彼の名前を記すものが一切残されていないということです。

佐三さん、カッコよすぎる(o‘∀‘o)*:◦♪、でもこういう人を神様は愛されるんだろうな!スケールの大きさにほれぼれしちゃいます

そう言えば、元楽天の選手で、今や大リーガーの○ー君も、震災復興のため多額の寄付をずっと続けてはるそうです(;'∀')
以前お父様が、そのこと記者に口を滑らせてしまったら、○ー君が知って公表しないでと激怒しちゃったんだそうですよ。

まあ、これが神道で言う「陰徳」ってやつでしょうね。。。大物はやっぱり違うと思いましたした。

2月2日、今日映画見てきました!50~60歳代を演じた岡田准一が、意外とはまってて驚き、宗像大社の話を聞いてから、破天荒な行動力の裏に国を愛する思いがあったんだと納得できました。神様に守られてこそ成し遂げられた偉業だったんですね。永遠のゼロよりも私は良かったワ(o‘∀‘o)*:◦♪

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コメント

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ほんとうに🙌

2011年2月、赤間の
出光佐三氏の生家の見学を
させて貰いました。

まだ、海賊と~を読む前でした。

士魂商才~など
佐三氏は、凄い方ですよね。

📖の中の最初の奥さまの
相手を思い、身を引かれる姿にも
感動しました。

でも同じ女性としては
切ない😢ものですね。

お一人お一人に
まだ、美学があった時代ですね。

我良しを
良しとしない。
潔さを尊ぶ時代の~💮

宗像大社の第2 .3宮の入口に
洗心!と彫られている文字は
佐三氏のらしいです。

しかし、御自分名前はどこにも
見当たりませんね。

映画見てきたわ!

私は原作は読んでないけど、宗像大社の話を聞いてから見たので、一見無謀に見える佐三さんの行動が国を思う一心だったんやろうな…と感じてじ~んときました(T T)

大変な生きざまやけど、神様に愛された方だったんやと思います(^^)最初の奥様も佐三さんを愛するゆえ身を引かれたけど、ずっと遠くから見守っておられたところは、母性を感じました♪

もう観られたのですね~

早!(◎△◎;)
って、 こんばんは(*^^*)
またまた冷たい風と粉雪の東近江です。

この映画は興味があるのですが、到底行けそうもなく(T . T)

偉業を成し遂げられる方は「驕らず語らず・・」とは聞きますが、本当ですね(^o^)b

こうして常に努力を惜しまず前を向いて進む事こそが、成功のカギなのでしょうか。
人として学ぶことの多い 素晴らしい軌跡ですね~

雪が解けたら是非!

まわり見て「出る杭は打たれる」的な警戒をするのが日本人……なんて思ってましたが、時代が変わる時には、凄い方が活躍されてきたんですね。。。こんなにダイナミックに生きた方がいらっしゃったことに驚きました!

今週はまた冷え込むみたいですね(-_-;)雪が解けたら是非みてくださいね!お薦めでございます(^^)