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2017/06/01

「セッション」のラスト9分が凄かった!

今日から6月ですネ、今夜は雷ゴロゴロ鳴ってる、大丈夫かいな(;^_^

ツ○ヤのお薦めDVDの「セッション」http://session.gaga.ne.jp/は適当に選んだのに、何とも言えない緊迫感が続いて見てるだけでぐったり。。。ところがラストの9分19秒で、ただただもう感動してしまったのでした(o‘∀‘o)*:◦♪

ここからネタバレ有です!
名門音大に入学し、ジャズドラマーとして成功する事を夢見る野心家のアンドリューは、フレッチャーのバンドにスカウトされて有頂天になります。ところがアンドリューを待っていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーが支配する狂気の世界だったのでした(°_°)

とにかくこの教授、モラハラ・パワハラなんでも有りの人で、才能ある若者に嫉妬して潰そうとしてるようにしか見えません(♯`∧´)褒められた次の瞬間には、延々と罵倒されてアンドリューはジリジリと精神的に追い詰められていきます。特に集合場所にアクシデントでたどり着けないシーンは、やっと間に合ったと思ったら、忘れ物時間が無い!……これ私がよく見る悪夢やん。。。挫折したアンドリューは大学を辞め、再会したフレッチャーと再会し、感動的な再共演と思ったら、自分だけ楽譜が違うなのに曲が始まり、リズムが取れず演奏はメチャメチャ。。。これもゾッとする悪夢そのものです。

茫然自失で会場をあとにするアンドリュー、ところが引き返してきた彼は周りも指揮するフレッチャーも無視して、激しくドラムをたたきだします!ただなら迫力に負けてバンドメンバーが演奏を始め、ついにフレッチャーも指揮をしだしてニヤッと笑うんですよ!

で、これは究極の子弟愛?音楽の世界ではよく似たことはあるっていうけど。。。監督のデミアン・チャゼルが実際にジャズドラマーを目指してた学生の時、経験したことをベースに書いた脚本だそうです。

登場人物は少ないし、場面も限られてるのにどんどん引き込まれてしまいました|v・`)ノ|Ю とにかく脚本が凄いんです!監督もしてるデミアン・チャゼルって何者や?……と思ったら大ヒットした「ラ・ラ・ランド」の監督さんでした、やっぱり音楽に対する思い入れの深い人なんですね!

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