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2018/04/21

だんない

昨日仕事で高齢の女性の方と話してたんですが、言葉の感じがこちらのとは違ってたんですが、聞いてみると福井県で生まれ育った方でした。
年を取られて、最近娘さんの家が近くにあるこちらに来られたそうです。

住み慣れた土地を離れて困った事はないか聞いてたんですが、話の途中「だんない」と言われたんで、ビックリ(;゜0゜)
「だんない」の意味は「大丈夫」とか、「構わない」って感じかな?昔、私の祖父がよく使ってたんですよね!それで懐かしいなぁって一気に祖父との思いでがよみがえってきました

子供の頃の私は、じいちゃん子だったので、よく祖父に「○○壊れた~」とか、「○○できへん」とか、どちらかと言うとネガティブな相談をした時、祖父に「だんない だんない」と言ってもらうと、ホッとしました(*’U`*) 「だんない」という言葉には祖父の愛情がつまってた気がします。

気になって調べてみたら、元は「大事無い」由来の上方語で「構わぬ 差支えない」という意味の江戸期の京都丹波・浪花詞だったようです。それが周辺の国々、北陸やら山陰へと伝わっていって福井へも伝わっていったんでしょうね。

それにしても、「だんない」久しぶりに聞きました!祖父は普通に使ってたけど、私の両親はもう使ってなかったので、若い子なら聞いた事も無い立派な死語の世界でございます(笑)


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コメント

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春真っ盛りか初夏か

こんばんは(^-^)
あっという間に桜も散り、あっという間に春やら初夏やら(⌒∇⌒)
周辺の田んぼに水が入り始めました〜

「だんない」
言葉の流れで聞いたら、意味は大概わかりますが、お国言葉の温かさ、好きです♪
テレビやラジオの影響やら、特に最近の日本中どこへ行っても、他国他府県の人々も多いので、誰にもわかりやすく話そうとして 控えめになって来たのかもしれませんね〜。

それでも 出先の見知らぬ土地で、折に触れ 地域の優しい言葉をチョロっと聞いたりすると、なんだかホッとします。
人の温みを感じることができる、それが お国言葉なのでしょうね(^-^)b

soraさんのじいちゃまのお話も含めて、拝読していて 思わず笑顔になりました。

今年の桜はあっという間でしたネ

凪さん、御無沙汰しています!そしてコメントありがとうございました(^^)

祖父は結構気難しい人やったんですけど、うちは両親が働いてて、末っ子の私はいつもおじいちゃんにくっ付いてたんで、私にはかなり甘かったような気がします(笑)

そのせいで、子供の頃の思い出にはいつも祖父がセットで思い出されます。

仕事が忙しく、バタバタしてるうちに今年の桜は終わってました( ;∀;)この調子で一年が終わらないよう、お出かけしたいです。

また、凪さんの旅の写真見に伺います♪