生まれた時一番喜んでくれた人
この前、祖父との思い出書いたんですが、最近親戚が亡くなったりして祖父の事思い出すことが多かったので、今夜も祖父のこと書きます。
祖父は若い頃、医者になりたいと猛勉強してたようなんですが、病弱だったお兄さんの代わりに実家の山や畑の世話をするため、両親に説得され結局農学校を卒業したようです。
勉強家だったので、歳を取っても雑誌や本を買って勉強していました。私が小さかった頃も家に試験管がずらーっと並んでいたのをおぼえてます
確か野菜に卵を産みつける虫の実験をしてたような…
とにかく頭が理系の人で、うっかり「おじいちゃん、どうして星は光ってるの?」なんて聞いた日には子供相手に15~20分は難しい説明をしてくれました
話はほとんど理解できなかったけど、祖父の熱い情熱だけは伝わってきました。
そんな堅い人だったのに祖父には特殊な能力がありました
なんでも戦争に行っていた時病気で一度死んでしまって、三途の川を船に乗って気持ち良く渡っていた時、亡くなったお母さんが現れて「こちらに来てはいけません!」と言われ、ハッとしたら目が覚めて意識が戻ったんだって。そう臨死体験したんでしょうね!それ以来祖父は、幽霊が見えたり死にそうな人が判ったりとかしたみたいで、時々真面目な顔で話してたのをおぼえてます。
困っている方の世話も分け隔てなく一生懸命してあげていたようです。
私が生まれた時、うちは古くから続く家だったため、両親はもう姉がいたので「次は男の子!」と願ってたようですが、また女の子だったため、残念なムードが漂う中、祖父が私を抱き上げて「おお!いい子が生まれたぞ
よかった、よかった
」と凄く喜んでくれたらしい…これはその場にいた姉がずっと後で教えてくれたんだけど。
そのせいか小さい時、私は祖父のことが大好きで、いつも祖父にくっついてました
私が悲しかったり、メソメソしてる時はよくおんぶしてくれたし、祖父の膝に座ってテレビみるのが大好きでした!
祖父は心臓が弱かったので、もし急に心臓発作を起こしたら両親は仕事で普段家にいないので、私がすぐ母の勤め先に連絡して、近所の親戚に助けを求めに行くよういつも言われてました!それで私の子供の頃私の不安は「おじいちゃんが心臓発作で死ぬんじゃないか
」という恐怖でいっぱい
何故か幼稚園に行かずにいつも一緒でした!
小学校で、「家族について作文を書きなさい」と言われて迷わず祖父の事を作文に書き、あまりにも感情移入しすぎて発表する時泣いてしまい、つられて他の子までもらい泣きするほどでした
幸いその後、祖父が心臓発作で亡くなる事はありませんでしたが、私が高校生の時病気で亡くなりました。長い事寝込んでいたので、心の準備ができてたつもりでしたが最後にあまり看病することができなかった事が悔まれて、長い事立ち直ることができませんでした…(特に志賀直哉の写真を見るたび泣けてきたもんでした。晩年の写真がよく似てたから)
祖父の死をきっかけに、死んだらどうなるのかとか、輪廻とか、臨死体験とかが気になって今の私が出来上がったような気がします。
可愛がってもらった割には、祖父の頭のいいDNAを受け継ぐこともなく、霊感という特殊能力もない私ですが、その後の人生で何度か死ぬような事故に遭っても無事で生還することができた時「これはおじいちゃんが守ってくれたに違いない!私の守護霊様なんだ
」と感じました!今もヤキモキしながらどっかで見ていてくれるはず
…まあ信じる者は救われるっていいますから!
祖父は若い頃、医者になりたいと猛勉強してたようなんですが、病弱だったお兄さんの代わりに実家の山や畑の世話をするため、両親に説得され結局農学校を卒業したようです。
勉強家だったので、歳を取っても雑誌や本を買って勉強していました。私が小さかった頃も家に試験管がずらーっと並んでいたのをおぼえてます

とにかく頭が理系の人で、うっかり「おじいちゃん、どうして星は光ってるの?」なんて聞いた日には子供相手に15~20分は難しい説明をしてくれました

そんな堅い人だったのに祖父には特殊な能力がありました

困っている方の世話も分け隔てなく一生懸命してあげていたようです。
私が生まれた時、うちは古くから続く家だったため、両親はもう姉がいたので「次は男の子!」と願ってたようですが、また女の子だったため、残念なムードが漂う中、祖父が私を抱き上げて「おお!いい子が生まれたぞ



そのせいか小さい時、私は祖父のことが大好きで、いつも祖父にくっついてました

祖父は心臓が弱かったので、もし急に心臓発作を起こしたら両親は仕事で普段家にいないので、私がすぐ母の勤め先に連絡して、近所の親戚に助けを求めに行くよういつも言われてました!それで私の子供の頃私の不安は「おじいちゃんが心臓発作で死ぬんじゃないか


小学校で、「家族について作文を書きなさい」と言われて迷わず祖父の事を作文に書き、あまりにも感情移入しすぎて発表する時泣いてしまい、つられて他の子までもらい泣きするほどでした

幸いその後、祖父が心臓発作で亡くなる事はありませんでしたが、私が高校生の時病気で亡くなりました。長い事寝込んでいたので、心の準備ができてたつもりでしたが最後にあまり看病することができなかった事が悔まれて、長い事立ち直ることができませんでした…(特に志賀直哉の写真を見るたび泣けてきたもんでした。晩年の写真がよく似てたから)
祖父の死をきっかけに、死んだらどうなるのかとか、輪廻とか、臨死体験とかが気になって今の私が出来上がったような気がします。
可愛がってもらった割には、祖父の頭のいいDNAを受け継ぐこともなく、霊感という特殊能力もない私ですが、その後の人生で何度か死ぬような事故に遭っても無事で生還することができた時「これはおじいちゃんが守ってくれたに違いない!私の守護霊様なんだ


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