MY SPANISH HEART その⑥
10連休も残すところあと1日、きょうは帰宅の車の渋滞が続いているようですね。お出かけされた方はお疲れさまです(。>ω<。)
私はここ数日、衣替えと庭の草むしりを頑張りました。
さて、スペイン旅行バルセロナ観光の記録。最終日はガウディ・ガウディ・ガウディの1日でした(*´~`*)
朝ホテルを出て、バスで向かったのが「グエル公園」です。
20世紀を代表する天才建築家と言われるガウディですが、学生の頃指導教官から「悪魔か天才か」と言われたそうです。
まだ若かった彼の才能を見抜き生涯の友であり最大のスポンサーとして支えたのが、バルセロナの大富豪エウセビ・グエルです。グエルの存在なしには、今のガウディは語れません。
この公園は、元は広大な土地を裕福な家族を対象にした住宅地にしたいというグエルの依頼により設計されたそう。広場や道路など次々造られましたが、奇抜すぎてまったく売れず(笑)結局グエルが買ったのと、ガウディ自身がモデルハウスを買い取っただけで失敗し、結局市に公園として寄贈されたものです。
コンセプトは自然との一体。売れなかったからこそこうやって、今も美しく残っているのは皮肉な話ですネ。写真に撮れなかったけど、中央階段の側面や市場の天井の装飾は、見事です

柱廊ポーチと高架橋


公園の守り神、有名な中央階段の「ドラゴン」 観光客が次から次へと…ここで写真撮るのはなかなか大変でした:(´◦ω◦`):

ガウディが買い取って、病気の父と姪を引き取って一時住んでいた家。今はガウディ博物館となっています。

この後、ガウディの師匠でありライバルだったモンタネール作のサンパウ病院へ、時間無く外から見ただけでしたが、内部が素晴らしいらしい。
お昼は今回初めてのパエリアでした!ツアーで行った食事はイマイチなのが多かったけど、このお店はデザートまでどれも美味しく、特にパエリアは魚介類がたっぷり入っていて満足(^∇^)

このお店は海沿いにあって、景色も良かった!

さてさて、昼食をたらふく食し、午後からはフリータイムです。ノープランだった私は、ガウディ大好きという京都の方にくっ付いて、ガウディの代表的な建築「カサミラ」へ。もうチケット売り場から凄い人が並んでましたが、しっかり調べてくれてたんですぐに買えてホッとしました。(もう一つの代表作「カサパトリョ」は改装工事中)波打つような外観です。

建物の内側の空間から眺めたところ。屋上にはサグラダファミリアを彷彿とさせる不思議なオブジェがいっぱい。遠くにサグラダファミリアも見渡せます。

「カサミラ」とはミラの家という意味で、当時は評判は良くなかったとか。マンションとして貸し出されたものの高いし、外観が変わってるしで、中々借り手が付かなかったため、1500ペセタ(当時の給料の10倍だった)は3代に渡って値上げしないという約束をつけて、やっと入居者が決まったとか。その約束で今は日本円で約14万という格安の(7部屋もあるため今なら10倍はするらしい)料金で今も4世帯が入居されてるそうです(;゜0゜)
意外にも、部屋はクラシックではありますが、普通な感じで住みやすようです♪格安で今も借りてる方はどんな気持ちなんでしょう?いくらなんでも世界中から観光客が押し寄せる場所で生活するのってやっぱり大変じゃないかな?
それとも元々のお金持ち一族だろうし、他に住まいがあって、別宅の感じで借り続けてるのかも…そんな暮らししてみたい.(*'v`*)

それにしても、バルセロナの町は今もガウディの魅力に惹かれて、世界中から人がやって来ています。でもその才能に誰よりも早く気付きずっと支えたグエルの存在は凄いです! すぐにお金にならない仕事に出資し続けた財力にも驚きますが。 (実際にグエルの父はキューバ征服の時代大儲けして財を成したようです)結果としてバルセロナに大変な遺産を残したことになりますね。
生涯独身だったガウディは、グエルが亡くなった後は名声を得たにもかかわらず、人間嫌いがひどくなりサグラダファミリアの建設に没頭する日々を過ごしていたそうです。教会に住んで着るものにも気を使わなかったので、電車に轢かれた時も浮浪者と間違われてしまって、3日もほったらかしにされて亡くなったとか。2026年に心血を注いだサグラダファミリアが完成したら、彼はなんと思うのでしょうね。
今回気がついたのが、スペインの位置です。日本から見るとヨーロッパの国、フランスとポルトガルに挟まれてる国。でもスペインの南部のアルヘシラスという町からはモロッコへと日帰りツアーに行けるそうです!ジブラルタル海峡は目の前、すぐ下はアフリカ大陸なんですよね~、なんか不思議な感じ。一昨年に旅したエジプトだってすぐそこなんですもん。
スペインの特異さ、アフリカ大陸からのイスラムの影響の大きさも納得な感じ。日本にいると実感しにくいところです。だからヨーロッパからみると日本はFar East極東 なんてよばれちゃうんだろうなぁ。
アンダルシア観光の後は、あっという間に最終日になってしまいました。。。マドリード、トレド、コルドバ、グラナダそしてバルセロナと急ぎ足で回りました。じっくり見たかったところばかりです
次は行き先を絞って個人旅行でまた訪ねたいダス♪(o・ω・)ノ))
私はここ数日、衣替えと庭の草むしりを頑張りました。
さて、スペイン旅行バルセロナ観光の記録。最終日はガウディ・ガウディ・ガウディの1日でした(*´~`*)
朝ホテルを出て、バスで向かったのが「グエル公園」です。
20世紀を代表する天才建築家と言われるガウディですが、学生の頃指導教官から「悪魔か天才か」と言われたそうです。
まだ若かった彼の才能を見抜き生涯の友であり最大のスポンサーとして支えたのが、バルセロナの大富豪エウセビ・グエルです。グエルの存在なしには、今のガウディは語れません。
この公園は、元は広大な土地を裕福な家族を対象にした住宅地にしたいというグエルの依頼により設計されたそう。広場や道路など次々造られましたが、奇抜すぎてまったく売れず(笑)結局グエルが買ったのと、ガウディ自身がモデルハウスを買い取っただけで失敗し、結局市に公園として寄贈されたものです。
コンセプトは自然との一体。売れなかったからこそこうやって、今も美しく残っているのは皮肉な話ですネ。写真に撮れなかったけど、中央階段の側面や市場の天井の装飾は、見事です


柱廊ポーチと高架橋


公園の守り神、有名な中央階段の「ドラゴン」 観光客が次から次へと…ここで写真撮るのはなかなか大変でした:(´◦ω◦`):

ガウディが買い取って、病気の父と姪を引き取って一時住んでいた家。今はガウディ博物館となっています。

この後、ガウディの師匠でありライバルだったモンタネール作のサンパウ病院へ、時間無く外から見ただけでしたが、内部が素晴らしいらしい。
お昼は今回初めてのパエリアでした!ツアーで行った食事はイマイチなのが多かったけど、このお店はデザートまでどれも美味しく、特にパエリアは魚介類がたっぷり入っていて満足(^∇^)

このお店は海沿いにあって、景色も良かった!

さてさて、昼食をたらふく食し、午後からはフリータイムです。ノープランだった私は、ガウディ大好きという京都の方にくっ付いて、ガウディの代表的な建築「カサミラ」へ。もうチケット売り場から凄い人が並んでましたが、しっかり調べてくれてたんですぐに買えてホッとしました。(もう一つの代表作「カサパトリョ」は改装工事中)波打つような外観です。

建物の内側の空間から眺めたところ。屋上にはサグラダファミリアを彷彿とさせる不思議なオブジェがいっぱい。遠くにサグラダファミリアも見渡せます。

「カサミラ」とはミラの家という意味で、当時は評判は良くなかったとか。マンションとして貸し出されたものの高いし、外観が変わってるしで、中々借り手が付かなかったため、1500ペセタ(当時の給料の10倍だった)は3代に渡って値上げしないという約束をつけて、やっと入居者が決まったとか。その約束で今は日本円で約14万という格安の(7部屋もあるため今なら10倍はするらしい)料金で今も4世帯が入居されてるそうです(;゜0゜)
意外にも、部屋はクラシックではありますが、普通な感じで住みやすようです♪格安で今も借りてる方はどんな気持ちなんでしょう?いくらなんでも世界中から観光客が押し寄せる場所で生活するのってやっぱり大変じゃないかな?
それとも元々のお金持ち一族だろうし、他に住まいがあって、別宅の感じで借り続けてるのかも…そんな暮らししてみたい.(*'v`*)

それにしても、バルセロナの町は今もガウディの魅力に惹かれて、世界中から人がやって来ています。でもその才能に誰よりも早く気付きずっと支えたグエルの存在は凄いです! すぐにお金にならない仕事に出資し続けた財力にも驚きますが。 (実際にグエルの父はキューバ征服の時代大儲けして財を成したようです)結果としてバルセロナに大変な遺産を残したことになりますね。
生涯独身だったガウディは、グエルが亡くなった後は名声を得たにもかかわらず、人間嫌いがひどくなりサグラダファミリアの建設に没頭する日々を過ごしていたそうです。教会に住んで着るものにも気を使わなかったので、電車に轢かれた時も浮浪者と間違われてしまって、3日もほったらかしにされて亡くなったとか。2026年に心血を注いだサグラダファミリアが完成したら、彼はなんと思うのでしょうね。
今回気がついたのが、スペインの位置です。日本から見るとヨーロッパの国、フランスとポルトガルに挟まれてる国。でもスペインの南部のアルヘシラスという町からはモロッコへと日帰りツアーに行けるそうです!ジブラルタル海峡は目の前、すぐ下はアフリカ大陸なんですよね~、なんか不思議な感じ。一昨年に旅したエジプトだってすぐそこなんですもん。
スペインの特異さ、アフリカ大陸からのイスラムの影響の大きさも納得な感じ。日本にいると実感しにくいところです。だからヨーロッパからみると日本はFar East極東 なんてよばれちゃうんだろうなぁ。
アンダルシア観光の後は、あっという間に最終日になってしまいました。。。マドリード、トレド、コルドバ、グラナダそしてバルセロナと急ぎ足で回りました。じっくり見たかったところばかりです

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