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空を見上げながら・・・晴れの日も雨の日も

〜今日も必ず「その日の天使」がやってくる・・・〜
今はもう笑って話せるようになるとは 2019.10.18
ようやく「大型で非常に強い」から「大型で強い」に。。。 2019.10.13
今日はスポーツ中継の日 2019.10.05
衣替え中 2019.09.27
「凪のお暇」が終わってしまった。。。 2019.09.21

「ローマ」モノクロの映画でした

ずっと見たいと思ってた「ROMA/ローマ」見てきました。思いっ切り勘違いしてたのは、ローマはイタリアが舞台では無くて、メキシコシティにある街の名前だったこと(笑)https://news.nicovideo.jp/watch/nw4943236

ここからネタバレ有りです!1970年頃、貧しくてごちゃごちゃしているメキシコシティの割とお金持ちの家族の日常が若いお手伝いさんを主人公に淡々と進んでいく不思議な物語です。あまりにも自然に物語が進んでいくので、こちらは家の中の出来事を外から覗いているような気分になってきます。 これはアルフォンソ・キュアロン監督自身の脚本による自伝的な物語だそうです。

医師の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子供達とその祖母と暮らすのが、主人公のお手伝いさんクレオ。メキシコで虐げられてるメキシカンネイティブの女の子で、掃除洗濯の他、子供達を愛情を持ってめんどうをみています。子供達もクレオが大好き。医師の夫婦の関係は上手くいってなくて、夫のアントニオは出張と嘘をついて愛人と暮らす為家を出ていってしまい妻のソフィアは機嫌が悪い。一方若いクレオは青年フェルミンと恋に落ち、望まぬ妊娠をしてしまうが、そのことを知ったフェルミンはクレオを捨てさっさと姿を消してしまう。

失意のまま出産したクレオだったけど、死産だった。このシーンが物凄くリアルでホントに胎児を取り出したように見えたし、医師夫婦の子供が海で溺れるところもどうやって撮影したんだろうと思うくらいに撮れてました!

望まぬ妊娠の子供を死産したクレオだったが、いつも世話してる溺れた二人の子供を命がけで助け出す感動のシーンで、普段感情を表に出さないクレオが「本当は子供を産みたくなかった」と泣き崩れると、4人の子供の母であるソフィアがクレオを抱きしめ4人の子供達もクレオを抱きしめて泣き出す。その後またいつもどうりの日常が始りモノクロの映像で空を映し出すところで終わりました。

見ているうちに、色々な不吉な前兆が描かれていることに気がつきます。たとえば家族のバランスの悪さが、屋内の駐車場に不釣り合いな大型の高級車に象徴されていて、夫のアントニオは何度も切り替えしながらギリギリに停めていたけど、妻のソフィアはガリガリ車庫の壁に車を擦って、夫無き家庭の崩壊を感じさせ見ている方もイライラするけど、最終的にソフィアは新しいコンパクトカーを買い、悠々と駐車してみせて、みてる方もほっとしたり。

最初から中庭掃除で何度もまかれる水だったり、壊れる花瓶だったり、子供の呟きだったりが後で物凄く気になってしまった💦

どうも末息子のぺぺがキュアロン監督の分身なんじゃないのかと思えたんだけど。全体的にキュアロン監督のお手伝いさんへの深い愛情と感謝がつまっている物語になってます。
後2回ぐらい見たら色んな予兆がはっきりしそう!DVD出たら見てみます。一回じゃワカラン(笑)でもじわ~っと心に残る作品でした。

第75回ベネチア映画祭の最高賞 金獅子賞受賞し、アカデミー外国映画賞、監督賞、撮影賞受賞作です。

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