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2020/11/24

新嘗祭でした

このところ感染者が増え「コロナの感染は年末から急激に拡大していき、来年6月にならないと収束しないでしょう」などと学者が言うてはるのを聞いて、何とか11月中に伊勢神宮にお参りできれば・・・と思い手軽なバスツアーを探してました。

今は伊勢神宮参拝のバスツアーはコロナ対策で定員少なくしてて割高ですが、割高ついでに何と「伊勢神宮内宮参拝プラス、志摩観光ホテル ラ・メールのフレンチランチ」という魅力的な日帰りのバスツアーを見つけました。゚(゚^∀^゚)σ。゚ 普段はちょっと手が出ない憧れのレストランですが、今はGO TOの割引が使えるということで、何とも有り難いです。

最近想定以上にコロナの感染者が増えてきて、密室になるバスの移動が心配なので、マスク+ゴーグル(一見普通のめがねに見えるタイプ)付けて除菌スプレー持っての参加です。

朝京都出発して、11時半には伊勢志摩サミットが開催され、小説「華麗なる一族」の舞台になったという志摩観光ホテルに無事到着し、憧れのラ・メールのフレンチ頂きました。


英虞湾の景色見ながらというのは最高に贅沢です。


ラ・メール①




ラ・メール②


有名な伊勢エビのスープ、濃厚です(°_°) 以前お歳暮に頂いた缶詰入りのを食べましたが、本物はやっぱり香りが違いました。

ラ・メール③ 伊勢エビのスープ


ところがです、ここまでの前菜とスープとパンで、普段粗食の私の胃袋はもうお腹いっぱいに・・・(笑)
このあとメインのお魚のポアレと国産牛フィレ肉のステーキと栗ずくしのデザートもしっかり頂きましたが、間違いなく今年一番の贅沢なお食事でした(〃▽〃)

この後バスで移動する間、お腹いっぱいの為しばし爆睡。。。

そして、無事内宮に到着したのですが、警備の方が多くて何事かと思ったら11月23日は新嘗祭という新穀を神にを奉じ、恵みに感謝して祈るという祭典の日でした。ちょうど御正宮の御垣内で儀式されていたので、参拝する者は正面をさけて、終わるまで脇に並んで待ちました。

板垣で囲まれているので、御垣内の様子はチラチラとしか見ることはできないのだけど、何の音もしないで、神官の方々が粛々と祭典を続けておられました。派手な演出は何一つ無く、ずっと変わることなく続いていることが凄いです。

祭典が終わって正面でお参りしようと手を合わせましたが、私の知らないところでお祓いとお清めが行われていてこの清々しい空間が整えられていることがただ有り難く感じられました。

この後、荒祭宮へ向かうとここでも祭典が始まったところでした。今日はそういう日なんだからと、おかげ横丁へ寄るのはやめにして、じっくりと拝見することに。

通り掛かりにカメラを向ける人には、警備の方がおやめくださいと制止されるけど、じっくりと祭典が終わるまで待っている一団は、カメラを向けてもお咎めなしでした(*゚ェ゚*)正宮と違って遮るものも無いですし、私も写真撮らせていただきました。


荒祭宮①




荒祭宮②



式典を拝見しながら考えたのですが、伊勢神宮は森をはじめ自然がしっかり守られていて、建造物もこれ以上無いというくらいシンプルなもので、式典も変わらなく続いています。ただ好きで通っている私でもここには、神さまはおられる気がするのです。

昨年旅行したスペインのカソリックの総本山の寺院は豪華絢爛で金ぴかなんだけど、それは大航海時代に南米の国々を征服して破壊して集めた財宝がもとになっています。もしイエスが現代に蘇ったら、建物見てこれは何ですか?ってビックリ仰天されるんじゃないかしらと。

今回バスの中も、お食事の時も、みなさん大声を出すこともなく静かだったし、内宮で並んで待ってる時も静かでした。

ご近所さんとか知り合いが、「GO TO行って来たヨ」と言うてはるのを聞いても、私には縁のない話と思ってましたが、今回思わぬ恩恵にあずかることができました!ただこの先は北海道とか大阪は対象から外されるとか(´д⊂)ちょっと活気がでてきたお店の方は又々厳しくなりますね。

私も明日からは、気分切り替えて、コロナでストレスマックスの仕事に戻るぞ(゚△゚;ノ)ノ
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